科学に関する読み物
NHKで放送されたものが本として出ているものが多々あります。
その中で個人的に好きな2冊を紹介します。
(1)これが物理学だ!マサチューセッツ工科大学「感動」講義
純粋に物理の面白さを伝えてくれる本です。
ものごとの本質を理解しているからこそ、不必要に着飾らないわかりやすい言葉で解説してくれます。
実験も見る人を楽しませてくれるものになっています(これはさすがに放送を見た方が楽しいと思います。Youtubeにもアップされていたと思います)。
(2)NHKスペシャル 100年の難問はなぜ解けたのか-天才数学者の光と影
宇宙の形の解明につながる世紀の難問“ポアンカレ予想”、 この難問を解き明かした天才数学者グリゴリ・ペレリマンを中心に、 さまざまな数学者たちがこの難問に挑んだ姿を紹介しています。
数学者たちの真理に対する純粋な欲求、その欲求を満たすために陥る罠について、 登場する数学者たちのコメントから壮絶な何かを感じ取ることが出来ます。
数学者たちの自由な発想、純粋さ、そして目標へ向かうエネルギーが一体どこから生まれてくるのか? を教えてくれるような気がします。
どちらも放送を見た後で、本を買って読みました。
本を読んでる最中にその時の映像が重なって出てきたので、
初心者向けの本
始めての分野を勉強するとき、個人的な意見として「まずはその分野全体をざっくり把握できる簡単な本から入るのが良い」と思っています。
なぜなら、いきなり小難しい本を手にとっても、それが理解できなければどんな名著でもただの紙切れにすぎません。
勉強は自分のためにするものなので、恥も外聞もなく、特につまづいた分野、苦手な分野は、本当に簡単な本を買って勉強するのが良いと思います。
●物理学
私は、解析力学を理解するのに本当に苦しみました。
この本に出会って一気にその苦しみから解放され、そのおかげでより高度な力学の本も読めるようになりました。
この本に出会ったことで、漠然と理解したつもりだった熱力学をより深く知ることができました。
特に、温度、熱、エントロピーなど、定義文として知っていたものが、鮮明なイメージとして描けるようになりました。。