(1)変数の作り方
Pythonで変数を使用するとき、特別な宣言は特に必要ありません
(例えばVsiualBasicなら“Dim i as integer”など )。
いきなり“変数名 = 代入値”としてOKです。
>>>a = 2
>>>a
2
>>>b = 3
>>>b
3
>>>a+b
5
なが~~~い名前でも、先頭に"_"(アンダーバー)を使っても構いません。
>>> abcdefghijklmnopqrstuvwxyz = 10
>>> abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
10
>>> _abc = 11
>>> _abc
11
ただし、変数名の付け方には制約があって、先頭に数値を持ってくることはできません。
先頭でなければ数値を変数名に使うことはできます。
>>> 2a=2
File "<stdin>", line 1
2a=2
^
SyntaxError: invalid syntax
>>> a2=2
>>> a2
2
その他、+,-,*,/,\,等を変数名に使うことはできません。
いろいろ試して確認してみてください。
>>> *abc = 20
File "<stdin>", line 1
SyntaxError: starred assignment target must be in a list or tuple
>>> +abc=30
File "<stdin>", line 1
SyntaxError: can‘t assign to operator
(2)変数の書き換え
一度変数に数値を入力したあと、別の型の値を入力しても問題ありません。
次の例はaに整数を入力した後、文字列で書き換えた場合です。
>>> a=10
>>> a
10
>>> a='abcdefg'
>>> a
'abcdefg'
>>>
(3)変数の削除(クリア)
一度宣言した変数を削除する場合は“del()”を使います。
>>> a=12345
>>> a
12345
>>> del(a)
>>> a
Traceback (most recent call last):
File "<stdin>", line 1, in <module>
NameError: name 'a' is not defined