複数人で同時編集
エクセルファイルを複数の人が同時に編集する場合は ツール→ブックの共有を選択し、
「複数のユーザーが同時に編集する」にチェックを入れると同時編集が可能になります
行・列・シートの表示/非表示
1.行・列を非表示にしたい場合
非表示にしたい行/列を選択し、右クリックメニューの「表示しない」を選択します
もしくは 書式→行(もしくは列)→表示しない を選択します
非表示の行/列を表示するには、両隣の行/列を選択し右クリックメニューの再表示か、書式→行(もしくは列)→再表示 を選択(下図はB列を再表示)
2.シートを非表示にしたい場合
シートを非表示にする場合は、書式→シート→表示しない を選択します
非表示にしたシートを表示する場合は、書式→シート→再表示を選択し、再表示するシートを選択します
シートの背景を変更する
シートの背景を変更するためには、書式→シート→背景 より画像を選択します
背景を戻すには、書式→シート→背景の削除 を選択する
数式を逆算する
セル"C4"には"=B4^2"と簡単な数式が組まれていま
x(セル"B4")の2乗を求める数式ですが、逆に2乗して25になるようなxの値は何でしょう?
大抵の人は "=25^0.5" (25の0.5乗(=2乗根))をどこかのセルに入力して答えを求めると思います
(暗算でも十分出来ますけど・・・)
では x^10+x^7+x^4+x が 1000になるxの値は何でしょう?
こんな時のために、エクセルには数値解析を用いて数式を逆算する機能が備わっています。
数式を逆算する場合は ツール→ゴールシーク を使用します
- 数式が入力されているセル(C4)の値が
- 目標値(1000)になるような
- 変化させるセル(B4)の数値を求めます
それぞれ入力(もしくはセル選択)してOKを押します。
エクセルが自動で反復計算(数値解析)した結果、答えが1.96743と出てきます。
目標値がピッタリになる事もあれば、微小な誤差を含む時があります。
セル単体/範囲に名前を作成する
セル単体/範囲や数式に任意の名前をつけることができます。
名前を利用することで、数式/ハイパーリンク/入力規則に使用できるため大変便利です。
便利な使用方法は別の場所で説明しますので、ここでは名前の付け方のみ説明します
- 【作成方法1】名前ボックスに直接入力
- 【作成方法2】挿入→名前→定義から作成
- 【作成方法3】挿入→名前→作成から作成
【作成方法1】
エクセルシートの左上には名前ボックスというものがあり、
デフォルト設定ではセルのアドレスが表示されています
- 名前を付けたいセルを選択して
- 名前ボックスに直接名前を入力するとセルに名前が設定されます
<"B2"に「円周率」と名前を付ける>
セル範囲でも同様に
- セル範囲を選択して
- 名前を直接入力すればセル範囲に名前を付けることができます
<"B2:C5"に「範囲1」と名前を付ける>
【作成方法2】
ツールバーの挿入→名前→定義を選択すると出てくるダイアログボックスで、【作成方法1】と同様に名前の作成や、範囲の編集、数式の入力が出来ます。
<作成>
<編集>
【作成方法3】
下図のように表の一番上に付けたい名前、その下に名前に属するリストがあるとき、ツールバーの挿入→名前→作成で一度に名前を作成する事が出来ます。
<手順1>範囲選択(名前の元となるセルも選択)
<手順2>挿入→名前→作成を選択し、「名前の作成先」で「上端行」を選択
<手順3>挿入→名前→定義で作成された名前の確認
一度に3つの名前が作成されました。
このように一度にいくつも名前を作成する時は【作成方法3】が一番効率がいいです。
シートを保護する
セルに入力してある数式や、描画した図形を誰にも編集されたくないといった場合にシートを保護して防ぐ事ができます。
【方法】
1.ツール→保護→シートの保護を選択
2.ダイアログボックスにチェックの入っている項目だけ操作を許可します。
しかしこれだけでは、全てのセルに保護がかかってしまい、ユーザーが一切入力できなくなってしまいます。
保護をしなくても良い(ユーザーに入力を許可する)セルのロックを外します。
【ロックを外す】
1.セルの右クリックメニューの「セルの書式設定」を選択
2.「保護」タブの「ロック」のチェックを外す
3.シートの保護をかける
こうすることでロックが外れているセルだけは編集が可能になります。