設計者に必要な材料の基礎知識―これだけは知っておきたい機械材料の知識とデータ (実際の設計選書) |
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記入日 | - | ||
ジャンル | 工学系/材料 | |||
充実度 | ★★★★☆ | 難易度 | ★★☆☆☆ | |
お手軽度 | ★★★★★ | |||
おすすめ度 | ★★★★★ | |||
コメント: | ||||
金属材料からプラスチックやゴム等の基本的な性質、 製法観点からの材料の特徴、さらには、設計において どのような観点で材料選定すればよいか?について 非常にわかりやすく説明されているので、 設計を始めたばかりの方にはものすごく目からうろこの書籍になると思います。 この本で得られた材料選定の考え方は、決してベテラン設計者にヒケを取りません。 本のタイトルに“基礎知識”とありますが、 設計入門者だけでなくとも役立つ書籍だと思います。 この本から得られた知識を元に、各種材料の専門的な知識を身に付けるのが良いと思います。 <目次> 第1章 設計と材料 第2章 機械に用いる材料 第3章 設計要求と材料の機能 第4章 設計における材料の選定 第5章 設計のポイントと材料データ ワンポイントメモ |
破断面の見方―破面観察と破損解析 |
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記入日 | - | ||
ジャンル | 工学系/材料 | |||
充実度 | ★★★★☆ | 難易度 | ★★★☆☆ | |
お手軽度 | ★★★★☆ | |||
おすすめ度 | ★★★★★ | |||
コメント: | ||||
数多くの破損箇所の拡大写真と破損形態の詳細な解説があって、 非常に興味を持って読める本です。 破断面写真やその部位の組織写真を数多く見ることは、 設計者にとって非常に有意義なものになります。 さらに、それらに対する詳細な解説があってこそ、 生きた知識となって身についていくものと思います。 ミクロな領域の話を知っておくことで、実際の設計において様々な、 不具合発生イメージを、具体的に持つことができると思います。 このような話にも設計者はどんどん首を突っ込んでいくべきです。 ぜひとも手元においておきたい一冊です。 <目次> 第1章 設計と材料 第2章 機械に用いる材料 第3章 設計要求と材料の機能 第4章 設計における材料の選定 第5章 設計のポイントと材料データ ワンポイントメモ |
絵とき「金属疲労」基礎のきそ (Machine Design Series) |
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記入日 | 2013/7/1 | ||
ジャンル | 工学系/材料 | |||
充実度 | ★★★☆☆ | 難易度 | ★☆☆☆☆ | |
お手軽度 | ★★★★★ | |||
おすすめ度 | ★★★☆☆ | |||
コメント: | ||||
金属疲労の基礎ということで、材料の破壊メカニズムから、 種々の金属材料試験、疲労破壊の種類、疲労破壊の実例、 金属疲労に対する考え方、と非常に幅広く網羅されていて、 押さえどころがうまくまとめられた本です。 転位の写真や、き裂部、破損部の写真等が掲載されており、 実際に目で見ることができるので非常に役立ちます。 また、最後の章では、金属疲労に対する考え方、 注意点がまとめられています。 設計において疲労破壊に対してどういう観点を取り入れるべきか、 の指針が示されており、 設計初心者にとってはありがたいものになると思います。 この本の欠点を強いて挙げるなら、実例の解説がいささかプアなところです。 ですが、基礎のきそとうたっているわりには、 十分な内容が記載されている良い本だと思います。 <目次> 第1章 材料の種類と構造 第2章 材料の強度と破壊 第3章 材料の疲労強度と試験 第4章 金属疲労のメカニズム 第5章 金属疲労の基礎 第6章 金属疲労の落とし穴…やっかいな疲労 第7章 実機の疲労…例と特徴 第8章 安全・安心の考え方と金属疲労 |