1.ねじ

ねじ締結概論
記入日
ジャンル 工学系/機械要素設計
充実度 ★★★★★ 難易度 ★★★☆☆
お手軽度 ★★★☆☆
おすすめ度 ★★★★★
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締結ねじ設計に必要なエッセンスが十二分に盛り込まれています。

特に、著者がねじの緩みを研究されていたことから、 ねじの緩みに関する解説が非常に充実しています。
専門的過ぎず、かといって要所を外さず、といった内容で、 取っつき難さもありません。

特に有難いのが、ねじ設計の手順を数多くの例題を交え 説明してくれているところです。

非常に実用的であり、即戦力的な書籍です。

また、ねじに関する測定方法が解説されているのも設計者にはありがたいと思います。

欲を言えば、塑性域締め付けとタッピンネジの解説がもう少し充実していると...、 といったところです。


兎に角、ねじ設計を今すぐ始めたい!といった方にはうってつけの書籍といえるでしょう。

例題が締結ねじの設計を適切に導いてくれると思います。


後は、締結ねじに関する理論的な内容を、下記の「ねじ締結の原理と設計」で補えば、

締結ねじ設計に関してはほぼ網羅できると思います(この1冊でも十分と言えば十分ですが)。


<目次>

1.ねじ締結体設計の基本的な考え方

2.ねじ締結部の不具合現象

3.ねじ締結の基本

4.ねじ締結体の設計方法

5.ねじ締結体の信頼性評価方法

6.ねじ締付けの検査方法

7.各種ねじ部品の使い方

8.ねじの設計計算事例

理解を深めるためのねじ締結に関する計算問題

付録図表

ねじ 締結の原理と設計
記入日
ジャンル 工学系/機械要素設計
充実度 ★★★★★ 難易度 ★★★★☆
お手軽度 ★☆☆☆☆
おすすめ度 ★★★★★
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上記「ねじ締結概論」が実践書だとすると、 こちらは締結ねじに関する“これぞ理論書”と言える書籍です。

特に締結部の変形に対する深い考察、様々な考え方が紹介されています。

ねじ設計の精度向上は締結部のばね定数をどれだけ精度よく求められるか、に尽きます。

そういった意味で、この書籍は非常に役立つものとなるはずです。


私個人としては、上記「ねじ締結概論」よりも理論寄りなこちらの書籍の方が好みです。

とはいえ、理論的と言っても、完全な物理式のみで語られているわけではなく、 実験により蓄積されたデータをベースに論じられているところもたくさんあります。

締結ねじの理屈に対する中身が非常に濃い分、「ねじ締結概論」よりも読み難いと思います。

好みで選ばれるのが良いと思います。


最終的に、ねじ設計を突き詰めよう、とするならば、実践的な「ねじ締結概論」と 理論的な本書の2冊をセットで所有するのが良いと思います。


<目次>

1.ねじの規格

2.ねじの力学

3.ねじの締付け

4.ねじの緩み

5.ねじの疲れ

6.ねじの設計

ねじのおはなし (おはなし科学・技術シリーズ)
記入日 -
ジャンル 工学系/機械要素設計
充実度 ★★★★☆ 難易度 ★☆☆☆☆
お手軽度 ★★★★☆
おすすめ度 ★★★★★
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上述の2書籍の要約版と言える書籍です (著者は「ねじ締結の原理と設計」の方と同じです)。

要約版とはいえ(勝手にそうしてしまっていますが)、ねじの歴史が解説されていたりと、 ねじに関する情報が十分に取り入れられ、理論的な内容も多く含まれています。 その割に読みやすく、非常にバランスのとれた良書です。

上記2冊はちょっと高くて...とか、 まずは手軽に締結ねじについて知りたい、 という方にはうってつけです。


機械系の設計やテストをしている方以外にも、 ねじを使って仕事をしている方なら 誰にでもお勧めできる良い本です。


<目次>

1.ねじとは

2.ねじの歴史

3.ねじ部品

4.ねじの強度と材料

5.ねじの締付け

6.ねじの緩み

6.ねじ設計のポイント

絵とき「ねじ」基礎のきそ (Machine Design Series)
記入日 2013/7/1
ジャンル 工学系/機械要素設計
充実度 ★★★☆☆ 難易度 ★★★☆☆
お手軽度 ★★★★★
おすすめ度 ★★★☆☆
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ねじ設計のための本、というよりは、ねじの種類や用途、ねじ締め工具、 ねじ測定方法、工作法といった部分に焦点をあてた、 まさにねじの基礎知識をまとめた本です。

ねじ設計を今すぐしたい、という人には不向きですが、 ねじに関する幅広い知識を得たい人にはお勧めの本です。 特に、日曜大工をされる方には良いと思います。

また、ねじの工作法については、図解や写真を交えながら 丁寧かつ分かりやすく解説されています。
本の見た目も、行間をそこそことってあり、 内容もすっきりとまとめられているので非常に読みやすく、 読み物としては最適だと思います。


ねじの実用面での幅広い知識を身に付けるならこの本を、 ねじ設計を今すぐ始めたい、という方には ねじのおはなし (おはなし科学・技術シリーズ) をお勧めします。


設計者だけでなく、現場の方たちにもおすすめの一冊です。


<目次>

第1章 ねじのはたらき

第2章 ねじの種類

第3章 ねじの強さ

第4章 ねじの工作法

第5章 ねじの材料

第6章 いろいろなねじ

2.歯車

はじめての歯車
記入日 2013/6/7
ジャンル 工学系/機械要素設計
充実度 ★★★☆☆ 難易度 ★☆☆☆☆
お手軽度 ★★★★★
おすすめ度 ★★★★☆
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この本の最も優れているところは、第8章の「歯車のトラブルと損傷」 だと私は思います。 特に、歯面の損傷の部分では、写真入りで解説されています。

百聞は一見にしかずとはまさにこのことで、 いくら言葉で歯面の損傷を語られてもいまいちピンときません。 また図解されているものもありますが、 やはり写真で見た方が何倍も理解が進みます。

歯車をはじめて学ぶ方にとっても、こういったトラブルを事前に目で確認できるのは、 その後の設計、トラブル発生時の対応に非常に役に立つものです。

正直、この章の部分があるだけで、この本は“買いだ!!”と思います。


それ以外の部分については、歯車に必要な基本的な知識を 簡単かつわかりやすく解説してくれるので、 さっと基礎的な内容を勉強するには適当な本です。

ただ、これ一冊勉強すれば歯車が設計できるようになるわけではないので、 あくまで入門書、という位置づけにあると思います。


JISを見てもよくわからない、歯車を設計しようといろいろ本を読んだがよく理解できなかった、 という方には、壁を乗り越えさせてくれる本だと思います。


<目次>

1.歯車の基礎

2.平歯車

3.はすば歯車

4.かさ歯車

5.歯車の強度

6.歯車の精度

7.歯車のメインテナンス

8.歯車のトラブルと精度

付録

歯車損傷図鑑
記入日
ジャンル 工学系/機械要素設計
充実度 ★★★★★ 難易度 ★★★☆☆
お手軽度 ★★★☆☆
おすすめ度 ★★★★★
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歯車に発生した不具合写真集です。まさに不具合辞書といえます。

実際に発生したさまざまな歯車の不具合写真が掲載されており、 非常に参考になります。

なかなかあらゆる不具合を体験することはできませんので、 他人の経験をお借りする、という意味で是非この本は購入しておくべきと思います。

もし経験したことのない不具合が発生しても、この書籍を参考にすれば 当てはまるものが見つかるかもしれません。


本のタイトルから歯車とかかわる人だけが持てばよい、 と思われるかもしれませんが、決してそうではなく、 モノづくりにかかわる方たちには是非所有することをお勧めします。


歯車の転位 増補3訂版
イメージが
ありません
記入日
ジャンル 工学系/機械要素設計
充実度 ★★★★★ 難易度 ★★★★★
お手軽度 ☆☆☆☆☆
おすすめ度 ★★☆☆☆
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これぞ歯車の専門書、といった書籍です。

ただ、残念なことにあまりにも古すぎてすでに廃刊になっています。

当然内容も古くなってしまっているので、 今の時代にマッチするとは言えない部分もあります。

ですが、昨今歯車の専門書があまり書店に置かれなくなってしまっている中で、 深い考察の成された専門書は貴重な存在です。

特にタイトル通り“転位”に関する考察は、様々な考え方が記されていて、 これでもか!!というぐらいの内容になっています。

実験や諸外国の論文ベースで話が進められているため、内容は当然古く、 現時点での適用については、読者の判断が必要になります。

とはいえ、これほど気合いの入った書籍を見かけることは滅多にありません。

転位というものについが、過去のどういったいきさつ、 考え方に基づいて考えられてきたか、 それを知るにはうってつけの本だと思います。

ただ、古いだけでなく読み難さもあるので、歯車を深く理解したい、という人以外には あまりお勧めは出来ない書籍になります。


<目次>

1.転位歯車の定義

2.転位歯車の寸法

3.ラック形カッタで歯切りする歯車対の転位係数限界線図

4.ピニオンカッタで歯切りする外歯車対の転位係数限界線図

5.ピニオンカッタで歯切りする内歯車対の転位係数限界線図

6.歯元の強さに対する転位の影響

7.歯面の強さに対する転位の影響

8.スコーリングに対する転位の影響

9.動荷重と騒音に対する転位の影響

10.転位係数の選定

11.05歯車と06歯車

12.スイス規格および西ドイツ規格による転位係数の決定

13.2組かみあい範囲にピッチ点のある歯車

14.頂げきが標準値でない歯車

15.基準ラックの異なる歯車対

16.歯数差の少ない内歯車対を用いる遊星歯車装置

17.転位歯車の測定

18.かさ歯車の転位

19.転位歯車に関する新しい研究

3.その他の機械要素

転がり軸受マニュアル (JIS使い方シリーズ)
記入日
ジャンル 工学系/機械要素設計
充実度 ★★★★★ 難易度 ★★★★☆
お手軽度 ★☆☆☆☆
おすすめ度 ★★★★☆
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タイトル通り、転がり軸受に関する専門書です。

ベアリング選定のための計算方法が、 軸受メーカのカタログやサイトに掲載されており、 それに基づき設計をします。

ですが、公開されているのはあくまで計算方法で、 その式の妥当性等についての説明はありません。

この本は、そういった悩みを解消するための本です。

軸受メーカの方が著者であることから、 軸受に関する非常に幅広い解説がなされています。

軸受けの種類にあわせた説明と、 用途にあわせた説明の2パターンが記載されており、 欲しい情報を取り出しやすく工夫されています。

まさに参考書としてうってつけの書籍だと思います。


ただ、ボリュームがかなりあるので、この本1冊を熟読し完全にマスターするよりは、 辞書的に使うのがよいと思います。


<目次>

1.総論

2.定格荷重と寿命

3.軸とハウジング

4.特性と潤滑

5.取扱いと損傷

6.形式別の軸受

7.用途別の軸受

付録

これでわかるシール技術
記入日
ジャンル 工学系/機械要素設計
充実度 ★★★★☆ 難易度 ★★★☆☆
お手軽度 ★★★☆☆
おすすめ度 ★★★★☆
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シールに関する専門書、実用書が少ない中、この本は非常に内容が充実しています。

執筆もシールメーカの方たちによるものなので実用的です。

非常に読みやすく、専門書にありがちない長文読解や数式理解による 疲弊感が出てくることはありません。

シールの分類/適用方法から、シール理論の概要、 各種シールの使い方や材料特性など、 必要な情報が数多く盛り込まれています。

シールを使用する設計者の方にはぜひお勧めする書籍です。


<目次>

1.シールの基礎知識

2.シールのトライボロジーと密封理論

3.主なシール材料の種類と特徴

4.回転用シールの設計と取扱い

5.往復動用シールの設計と取扱い

6.固定用シールの設計と取扱い

7.その他のシールの設計と取扱い

8.実施例

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